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一年ぶりのハノイは相変わらず蒸し暑く埃っぽい。
おそらくは規制の弛いバイク等の排気ガスが主な原因かと思うが、
治ったはずの喘息が再発しそうになるほどの汚染ぶり。
ベトナム国立響の送迎車を降りてリハーサル場に入ると、
これまた清掃業者を疑いたくなる埃とカビ臭さが出迎える。
でもそれがたまらなく懐かしく愛しい、そんな気にさせられるお陰で既に6年、
国立響の連中とは『仲間』の付き合いになった。
今日も彼等は「HIROTAが来ると雨が降る」と笑うが、
この時期、一日に一度は大概降るのだ。しかも降り方が厳しい。
小雨でも雨に意思があるかの様に厳しく降る。
湿気が高いのに埃っぽく、いい加減なのに真面目なハノイに今回もまた物事の本質を教わる気がする。
ベトナム ハノイにて
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